晩秋の友泉亭公園

庭が奇麗だという友泉亭公園へ。黒田藩別邸の庭園で、池泉回遊式という作りの散歩が楽しめる公園である。福岡藩6代藩主、黒田継高の別邸で、宝暦四年に立てられたそうである。宝暦年間と云えば、田中製粉の操業もその時代であったはず。黒田の殿様は、この庭を眺めながら、田中製粉の小麦粉で作ったお菓子でも食されていたのであろうか?

もはや、晩秋ではなく初冬というのかもしれない。紅葉は終わりかと思っていたら、“今日の紅葉が一番奇きれい!”、とすれ違った庭園の管理人さんの言葉。午後のひととき、抹茶をいただきながら庭を眺める。